2023.07.05
ゲームや配信をしていると、音のトラブルが気になってしまいますよね。防音室を導入する時に考えたいのは、「どのくらい音を遮音してくれるのか?」ということ。ゲーミングマンション「ミュージションplus」では防音室の性能を「D値」で表しています。
「D値」とは、125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hzの6帯域の音圧レベル差を測定し、日本建築学会の設定する音圧レベル差を上まわる等級のことをいい、数字が大きいほど遮音性能が高くなります。 D-85とは、中心周波数帯の500Hz帯、1000Hz帯では音圧レベルを 85dB下げる遮音性能を示し、たとえばスピーカーや実況の声の音圧レベルが95dBの場合、隣室で10~15dBとなり、「うるさい」と感じられなくなります。
ゲーミングマンションは、建物の遮音性能を全棟明記しています。遮音性能は、竣工時にすべての部屋の遮音性能を測定して、一番低い性能で表示します。例えば、101号室の防音室隣戸間でD-85がでたとしても、302号室でD-75であれば、その建物の遮音性能はD-75と表記。こうすることで、どのお部屋でも安心して思いっきりゲームをしたり、配信やボイスチャットをすることができます。
防音性能を高めた住まいだからと言って、スタジオのような窓のない空間ではありません。二重サッシや換気用窓などを設け、通風・採光にも優れた快適空間です。また、室内のカラーリング等デザインにもこだわりながら、音響製品のための200V電源を採用するなと、機能性も備えています。
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