【徹底解説】今日から配信!VTuberの始め方
動画にハマり好みのVTuberが1人、2人と増え、親近感を感じ始めると、心に浮かぶのは「私もVTuberになれるかな?」という期待感。人気のVTuberも、もともとは普通の会社員や学生ということが多いですし、実際、VTuberには誰でもなれます。
ただし、VTuberになるには、アバターを作るのに必要なツールや動画配信の方法などを理解しなければなりません。
本記事では、配信を始めるにあたって必要な機材やアバターの制作ソフトなどを紹介。意外と盲点になりがちな注意点も記載しますよ。
そもそもVTuberとは?
基本ではありますが、VTuberの定義についてもおさらいします。
通常のYouTuberとの違い
VTuberとは、バーチャルYouTuberの略称です。
YouTubeを始めとした配信プラットフォームで動画を配信するという意味ではYouTuberと同じですが、YouTuberと大きく異なるのは、登場するのが実在の人間や動物ではなく、架空のキャラクターであるということ。
自身の顔を出したくない人にはぴったりですし、好きな見た目のアバターを作ることで「なりたい自分」になれる点も支持される理由のひとつです。
VTuberが流行ったきっかけ
VTuberが流行り出したのは、2017年といわれています。
キズナアイさんが2016年の末にYouTubeを始め、国内外から注目を集めたことがきっかけです。キズナアイさんのチャンネル登録者は、あっという間に50万人を超えました。以降VTuberは、増加の一途をたどっています。
今日からVTuberの活動を始める方法
VTuberになるには、あれこれ機材を買わないといけないと思っていませんか?
実は、細かな希望がない場合は、PCまたはスマホさえあればOK。VTuberの活動を追加機材なしでスタートさせることは可能です。
機材なしでも始められる!おすすめ配信アプリ
機材なしでスモールスタートする場合も重要なのは、プラットフォーム選び。初心者におすすめなのは次の3つです。どれも無料で使えますよ。
IRIAM
「IRIAM(イリアム)」はVTuber専用のライブ配信アプリです。
雑談や歌など、配信ジャンルがさまざまなのも、IRIAMの特徴。配信するだけでなく、一視聴者として他の配信者の動画を見て回ると、さまざまな知見が得られ、スキルアップをはかれるでしょう。
REALITY
「REALITY(リアリティ)」は、3DのVライバーに特化したアプリです。
リアルタイムでも表情や仕草がスムーズに描写されると評判なので、キャラクターの細部にこだわりたい人にぴったり。VTuber同士のコラボイベントが活発なのも、REALITYの特徴です。
他のVTuberとコラボするのは非日常で、いつも以上にワクワク感が募るはず!新しい刺激が欲しい人にもおすすめです。
Mirrativ
「Mirrativ(ミラティブ)」は、スマホひとつで収録・生配信・録画をできるアプリです。
その手軽さから、人気が集まっています。エモモというアバター機能があるのも、Mirrativの魅力。エモモを使えば、ただ声をのせるだけで配信できるので、早くVTuberになりたくてうずうずしている人は、Mirrativから始めるのもいいでしょう。
PCから配信したい!VTuberになるために必要な初期費用
PCやスマホのみでもVTuberとして活動できますが、残念ながらそれだけでは人気のVTuberほどのクオリティにはなりません。ある程度、映像や音声の質を担保したいのなら、別途次のツールや機材を用意しましょう。
・アバター制作ソフト
・マイク
・WEBカメラ or VR機材
・配信ソフト
・動画編集ソフト
2Dのアバターにしたり、マイクも5000円程度のものを選んだりと、節約すれば3〜5万円ほどでひと通り揃えられるはず。しかし、高機能なものが欲しくなったり、使い心地を求めたりすると、トータルで50万円ほどになることもあります。
最初は、安価な機材で始めるのがいいかもしれません。活動の頻度が上がり機材が寿命を迎えたときに、高機能なものへと買い替える方法もあります。
「ファンが●人になったらあの機材を買う!」といったように、買い替えタイミングに目標を絡めると、活動意欲がより一層高まるでしょう。
【しっかりこだわりたい方へ】アバター制作トラッキングソフトを紹介
アバターは、VTuberとして人気が出るかどうかの重要ポイントです。他の機材は無難なもので揃えても、アバターのソフトにこだわりたい方は多いでしょう。
アバターは自分の分身でもありますし、やはり動きを出したいもの。できればオリジナルのデザインにしたいですよね。
アバター制作は外注もできますが、頑張って自分で作ろうと思うのなら、次のソフトを使うのがおすすめです。
2D向けおすすめソフト:Live2D
2Dでのいち押しソフトは、2Dのイラストを立体的に動かしてくれるツール「Live2D(ライブツーディー)」です。
Live2Dは、大手VTuber事務所に所属するVTuberを始め、世界中で使われています。PRO機能の料金は月額1,309円ですが、初回42日間は無料。まずは、無料期間のうちに理想のアバターを作り、使い心地をしっかり試しましょう。
3D向けおすすめソフト:VRoid Studio
3Dアバターを制作するのが初めてなら、「VRoid Studio (ブイロイドスタジオ)」を利用するのがいいでしょう。
VRoid Studioなら、人型のモデルがあらかじめ用意されています。髪型やテクスチャ、表情や体型などを調整するだけで、オリジナルのキャラクターが完成。ただし、VRoid Studioはアバターを作るソフトです。実際に動かす際は、「3tene(ミテネ)」などを使い操作しましょう。
VTuberに欠かせない!最強の通信環境
VTuberを始めるとなると、どんなアバターにしようか、どの機器を買おうかということにばかり目がいきがちですが、意外と重要なのが通信環境です。通信環境が不十分だと、動画のアップロードに手間取るだけでなく、悪くするとリアル配信で途切れるような事態になりかねません。
ファンになってくれたとしても、不安定な配信だとストレスを感じ、離れてしまうかもしれないのです。通信環境は盲点になりがちですが、実はとても重要なのです。
VTuber活動におすすめの光回線
ネット回線には、光回線、アナログ(ADSLなど)、モバイル系(ポケットWi-Fiなど)、そしてスマホのテザリングなどさまざまな種類がありますが、VTuberになるのなら光回線一択でしょう。光回線は最も容量が大きく、高速なのが特徴。
さらに、有線であればなお安心です。大きなデータ量を要する3DCGアバターも、光回線であればスムーズに動きますよ。
ただし光回線は、あらゆる物件に備わっているわけではないので、開通工事が必要になることがあるのが難点。賃貸物件で開通していない場合は、通信会社との工事日程の調整や工事への立会いはもちろん、管理会社への確認などもしなければなりません。
まとめ
VTuberには、PCやスマホがあれば今すぐなれます。ただし、自分好みのオリジナルのアバターを作り、高品質な映像や音声にこだわりたいのなら、初期費用がそれなりにかかります。
最低限、必要なものを揃えたら、まずは小さくでも始めてしまうのがいいでしょう。やる気のあるタイミングのほうがアイデアが湧きやすいですし、機材のアップデートは人気を得てからでも遅くありません。VTuberになるとき、意外と盲点になりがちなのが通信環境です。見苦しい配信になるのは避けたいでしょうから光回線を使いたいところですが、開通するのは容易ではありません。光回線が通っていないのなら、いっそ、配信環境が整っている部屋に住み替えるのもいいでしょう。
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