【目的別】ゲーム実況に必要な機材は?設置スペースについても解説
ゲーム実況を始めるには、想像以上にさまざまな準備が必要です。
最初から、憧れの配信者のようにクオリティの高い動画に仕上げられなくても、人に見られるわけですし、ある程度の質は担保したいものでしょう。となると、ゲーム機やスマホだけでOKというわけにはいきません。
本記事では、ゲーム実況で必要になる基本的な機材を紹介します。部屋のスペースをどのくらい確保すべきかもあわせて解説。
ゲーム実況の準備をする際、ぜひ参考にしてみてください。
あなたはどちらのスタイル?ゲーム実況には種類がある!
ゲーム配信のスタイルは、大きく2つに分けられます。公開後いつでも視聴できるのは、投稿型のゲーム実況動画。リアルタイムでしか見られないのが、ライブ配信型です。
用意すべき機材は、どちらのスタイルにするかで変わります。まずはそれぞれの特徴を知り、自分がどちらの方向でいくかを決めましょう。
投稿型のゲーム実況動画
あらかじめ動画を撮影し、編集したものを配信するのが投稿型です。
大きなポイントは、「編集できる」という点。「不要な部分をカットしたい」「テロップや効果音で盛り上げたい」と思うなら、動画投稿型が向いています。
ちなみに、何度でも撮影しなおせるのも投稿型の魅力。ゲーム実況の初心者は、ゲームそのものには慣れていても、いざ録画ボタンを押すと緊張して思った通りにいかないかもしれません。
ですが、動画投稿なら問題なし!撮影したローデータを見られるのは、自分だけです。
ライブ配信型のゲーム実況動画
ゲーム実況の様子を撮影しながら、リアルタイムで配信するのがライブ配信型です。
つまり、ライブ配信型は一本勝負!失敗も含めてそのまま公開されているので、特に失言には気をつけなければなりません。
ライブ配信型の良い点は、視聴者と一緒に楽しむからこその面白みがあること。視聴者からコメントが付くのは嬉しいものですし、やりとりしながら実況するとワクワクするでしょう。
Webサービス・アプリによっては投げ銭の機能があり、「誰かに感謝されている実感」をダイレクトに感じられるのも魅力です。
【スタイル別】ゲーム実況におすすめの機材
続いて、ゲーム実況に必要な機材について、具体的に紹介します。
ゲーム実況で必要になる基本的な機材
動画投稿型・ライブ配信型それぞれで必要なものを確認する前に、基本的な機材をおさえましょう。本格的にゲーム配信をと考えているのであれば、スマホまたはゲーム機はもちろんのこと、次の機材も必要になります。
ゲーミングPC
ゲームは負荷の大きいグラフィック処理が多く、通常のPCでは性能が不十分で動作が安定しません。
配信するなら、ゲーミングPCを用意しましょう。ゲーミングPCは高スペックなパソコンなので、ゲームプレイはもちろんのこと普段使いもできますよ。
実況用のマイク&ヘッドセット
声がクリアに聴こえるゲーム実況動画では、実況用のマイクとヘッドセットが使われています。
ヘッドセットは、ノイズキャンセリング機能付きがおすすめ。周囲の雑音をカットしてくれるので、没入感が高まり熱量のある動画になるでしょう。
拡張キーボード
拡張キーボードがあると、シーンの切り替えやマイクのミュートなどを簡単に操作できます。ゲームを中断せずに済むので、PCを使いフルスクリーンでゲーム実況をしているときには特に、「これは便利!」と思うはずです。
動画投稿に必要な機材
動画投稿型の場合、編集にまつわる機材が必要になります。
キャプチャーボード&キャプチャーソフト[PCゲームの場合は不要]
キャプチャーボードとキャプチャーソフトは、ゲーム画面をPCに映し、録画するための機材です。スマートフォンやSwitch、PS4のゲームを使う場合は必ず用意しましょう。
動画編集ソフト
動画を編集するには、専用のソフトが要ります。
さまざまなソフトがありますが、初心者は無料のものでも機能としては十分でしょう。スキルが上がり、細部にこだわりたくなったら、より高スペックの有料版に切り替えるのがおすすめです。
ライブ配信に必要な機材
ライブ配信型のゲーム実況をするなら、液晶モニターが必要です。
液晶モニター
視聴者のコメントを見るための機材が、液晶モニターです。
パススルー機能が搭載された液晶モニターなら、遅延のないゲーム画面のチェックも可能。さまざまな用途で活躍してくれるはずです。
ゲーム実況にこだわりたい方へのイチオシ機材
ゲーム実況動画を数回配信すると、動画のクオリティをもっと上げたいと思うようになります。ゲーム配信の中級者を目指すときが来たら、次の3つを追加しましょう。
ミキサー
マイクから取り込んだ音声を、加工および調整してくれるのがミキサーです。声を売りにするなら、必須でしょう。
Webカメラ
自分の顔を映すのに必要なのがWebカメラです。ゲーム配信者の顔が映ると、ゲームの面白さをより表現しやすくなります。
照明
Webカメラを使うと、自分の部屋も映りこむのでインテリアが気になりだすでしょう。雰囲気作りで、もっとも効果的なのが照明です。
色温度を調整できるタイプだと、雰囲気はもちろん映像のきれいさも追求しやすくなります。
ゲーム実況機材の設置スペースはどのくらい?
ゲーム実況の機材を探すのと同時に、ゲームスペースとしてどのくらい確保すべきかの検討も進めましょう。
デスク周りの広さ
ゲームスペースは、基本的にPCモニターの数で決まります。
PCモニター1枚:約1.2畳
最もコンパクトなのが、PCモニターが1枚の場合。
小さめのデスクで十分なので、PCを普段使いするのと同等のスペースがあれば問題ないでしょう。
PCモニター2枚:最低1.5畳
PCモニターが2枚になると普通のデスクでは窮屈なので、ゲーミングデスクが欲しくなります。
とすると、1.5畳は確保しておきたいところです。
PCモニター3枚:2.0畳以上
PCモニターを3枚置きたい人や、ゆったりとしたゲームスペースを作りたい人は、2.0畳以上の広さを確保しましょう。
まとめ
プロのゲーム配信者として動画の撮影や配信をしている様子を想像すると、ワクワクして早く機材を揃えたくなりますよね。
同時に忘れてはいけないのが、防音性の確保です。
たとえマイクやヘッドフォンを使うときでも、ゲーム配信中は自分で思っている以上に声が大きくなりやすいので、音漏れがないかを事前に確認しなければなりません。
音漏れを防ぐには、防音グッズを活用したり防音室を設けたりといった方法もありますが、今、話題のゲーミングマンションの賃貸物件を借りるのもおすすめです。防音性能はもちろん、快適な通信環境も備わっているので、理想のゲームライフを実現できるはず。
プロのゲーム配信者ならではの面白さにどっぷり浸かると、自分史上最高の毎日を過ごせるでしょう。