ゲーム配信者・実況者は賃貸物件をどう探す?
防音・回線を対策したい場合

YouTube配信やゲーム実況をする人が引っ越しを考えるとき、まず気になるのは音に対する近隣からの苦情ですね。
ネットが快適に使える環境かどうかも大事な問題です。

引っ越し先の壁が薄くて音が筒抜け!ネット回線が重くて配信ができない! なんてことは、絶対に避けたいものです。
防音設備、ネット回線は賃貸物件探しの時にチェックしておきましょう。
物件選びの時に気をつけること、今の住居でできる対策の2点をご紹介します。

ゲーム配信・実況活動で対策したい防音と回線


防音対策

まず、配信の際の音の問題は具体的に何があるかをチェックしてみましょう。

室内から室外への音

まずはゲーム自体の音楽や効果音。加えて、気をつけたいのが配信者の声です。最初はふつうの声でも、ゲームに没頭し始めると、リアクションなどで無意識に声が大きくなってしまいます。ヘッドセットをつけていると自分の声の音量が把握しにくくなることも。

また、キーボードの打鍵音も、打ち方の癖によっては意外に大きく聞こえるものです。壁が薄いとこれらの声が近隣の部屋に漏れてしまいます。

室外から室内への音

外の通りを走る車の音や電車の音、救急車やパトカーのサイレン、学校チャイムや自治体の放送の音など、予想外に響いてくる音があります。配信の内容によっては、こうした騒音が邪魔になることもあります。

騒音レベルを知ろう

騒音レベルはdB(デシベル)という単位で表され、数値が大きいほど「うるさい音」になります。数値と実際の感じ方の目安はこんなふうです。

[20db][30db][40db][50db]
木の葉のふれあう音ささやき声図書館、住宅地の昼間静かな事務所
*これ以上は「うるさい」と感じる。

[60db][70db][80db][90db][100db]
洗濯機
掃除機
テレビ
トイレの洗浄音
車のアイドリング
騒々しい街頭
セミの鳴き声
地下鉄の車内
ピアノの音
犬の鳴き声
騒々しい工場の中
カラオケ店内
ブルドーザー
電車が通るときの
ガード下

部屋から漏れる音は、50db以下に抑えたいものです。

回線対策

オンラインゲームをストレスなく行うためには、なるべく高速の光回線が望ましいです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
*ゲーム回線について:賃貸でも最強回線でゲームがしたい!ゲーマーにおすすめの回線サービスと注意点

【引っ越しするなら】防音と回線を入念にチェックしよう

ゲーム配信者が引っ越し物件探しをする際、気をつけるべきチェックポイントと部屋探しのこつを見てみましょう。

防音性能の高い物件の探し方

まずは、ある程度防音性能の備わっている物件。建物の構造は、木造よりも鉄筋コンクリート造(RC)または鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)のほうが防音性に優れています。

部屋の位置は、なるべく隣室と壁で接する部分の少ない部屋が望ましいです。1階は外の騒音が聞こえやすく、また上階があると足音などが配信に影響する場合があります。つまり、ベストは最上階の角部屋です。

間取りは、1LDK以上がおすすめ。配信部屋以外にも部屋があれば、見られたくない映り込みも避けられます。

強力な回線を引ける物件かどうか

ネット回線の速さは最も重要なポイントのひとつ。最近はインターネット使い放題という物件も増えていますが、ゲーム配信に十分なだけの高速・大容量の安定した通信が可能なところはまだ少ないでしょう。

自分で新たに光回線などを導入したい場合、マンションであれば工事が可能かどうかを、不動産会社や管理会社に確認しておく必要があります。回線業者によっては、公式サイトで自社の回線導入済み物件かどうかが確認できますので、引っ越し候補の物件が見つかったらまず調べてみましょう。

なお、Wi-Fiに代表される無線接続より、ケーブルでつなぐ有線接続のほうが通信は安定しますので、配信を行う場合は有線接続のできる部屋かどうかも確認しておきましょう。

【引っ越し前なら】今の住居でできる防音対策・回線対策

引っ越し先の防音対策が十分でない場合、あるいは、あえて引っ越さなくても今住んでいる部屋で少しでも防音や回線の性能を上げる方法もあります。いくつか挙げてみましょう。

防音対策

① 隙間テープ

音が漏れる一番の原因は「隙間」です。ドアなどの隙間をうめる「隙間テープ」などを貼ることで、音漏れを緩和できます。隙間風を防ぐと冷暖房効率もよくなるというメリットもあります。

  • フェルトテープ
    フェルト素材には吸音効果もあります。100円ショップでも入手可能。
  • 隙間テープ
    ウレタン素材でサイズや厚みがいろいろ選べるのでお手軽です。
  • エプトシーラー
    耐久性にすぐれたEPDMゴム発泡体にしたもの。水に強く屋外でも使用可。気泡が音を吸収してくれるので防音効果は高いです。


② 防音カーテン

窓は意外と音が漏れるポイントです。防音カーテンは室内で発生する音を外に漏れにくくする効果がありますが、外部の音を遮る効果は薄いです。遮光効果もあるものが多いのでプライバシー保持にも役立ちます。

  • 遮音カーテン
    生地にコーティングなどの加工をし、音をはね返すもの。
  • 吸音カーテン
    生地に音を吸収させて防音するもの。


③ 防音マット・防音ボード

床や壁の防音対策にはマット、カーペット、ボードなどを使用します。

  • 防音マット
    下の階に音が響くのを防ぐ、また床から隣の部屋に音が伝わるのを防ぐ効果があります。厚みはさまざまで、既存のラグの下に敷くタイプもあります。
  • 防音カーペット
    タイルカーペットタイプなら、床が変形でも敷き詰めることができ、汚れた部分だけ交換もできます。吸音素材を挟み込んだタイプがおすすめ。
  • 防音ボード
    壁に貼るだけで隣室に漏れる音を軽減できます。素材はウレタンなど。四角いパネルを組み合わせて使う手軽なタイプから、希望サイズでオーダーできるものまであります。


④ 防音室

室内に置くブース型の防音室も最近注目されています。
ヤマハのアビテックスシリーズは0.8畳サイズで77万円から、カワイのナサールシリーズはライトタイプで0.8畳サイズ49万から。重量があるため、設置する際は管理会社などに確認を取ることが必要です。

回線対策

① 現状のサービスを見直す

今契約しているサービスを見直し、より高速で快適な回線に乗り換えることを検討しましょう。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
*ゲーム回線について:賃貸でも最強回線でゲームがしたい!ゲーマーにおすすめの回線サービスと注意点

② ルーターを見直す

回線自体が早くても、PC端末やルーターなどの周辺機器の性能がついていかないと十分に回線スピードが発揮できない場合があります。古いものは買い換えるなど、ハードを見直すと改善することがあります。

最強回線×防音「ゲーミングマンション」という選択

希望通りの防音ルームはなかなか見つからない、物件の条件で回線もいまひとつ自由にならない、自分で防音対策をするのはお金も手間もかかり面倒……。

そこで最近大きな注目を浴びているのが「ゲーミングマンション」です。
ゲーマーや配信者向けの防音ルームでカラオケ店内(90dB)くらいの音を出しても、隣戸ではささやき声(30dB)程度になるほどの防音性能が備えられており、隣近所との騒音トラブルの心配なく、24時間ゲームが可能です。

回線はゲームに適した超高速光回線が導入済み。間取りも1Kから2LDKまで選べるという、まさにゲーマーの理想の部屋。
人気のため入居待ちも発生している状況ですが、空きを待つだけの価値のある物件といえそうです。
ゲーミングマンションについてはこちらの記事をご覧ください。
ゲーマーに最高の環境を提供するゲーミングマンションとは? 機能と特徴を徹底解説!

まとめ

いかがでしたか。ゲーム配信が生活の一部になっている人にとって、防音の問題は避けて通れません。音のトラブルに巻き込まれるストレスを避けるため、物件選びは慎重に。
また、できる限りの防音対策はとっておくのがベストです。理想の物件を見つけて快適な配信ライフを送りましょう!

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